marko日記〜ストーマとキイトルーダーと幸せな日々〜

膀胱癌によりストマ(人工膀胱)生活。癌がリンパに転移済みのためステージⅣ。幸せな日常とストマ生活、キイトルーダーの治療について。

残暑厳しい9月に

こんにちは、markoです。

 

今年は暑い日が長く続くと聞きました。

そんな中、長女が熱海のホテルを予約してくれたので、夫婦+長女の3人で1泊2日の小旅行へ出かけました。

 

伊豆には夫婦でもよく出かけますが、熱海は通過してしまうことが多いので久々です。

心配していた台風も通過し、天候にも恵まれました。

夫婦水入らずの旅行は雨や台風が多いのに、長女が宿を手配してくれる時はいつも晴れます。

 

世界遺産韮山反射炉を経て、ホテルへ到着。

荷物を預けて、徒歩で熱海駅周辺の散策へ出かけました。

駅周辺は驚くほど賑わっていました。

ひと昔前の熱海駅のイメージとは異なり、駅ビルや商店街が綺麗に整備され、10代20代と思われる若い人たちがたくさんいました。

駅ビル内のベーカリーで一休みした後、海岸沿いを歩きながらホテルへ戻りました。

 

チェックインを済ませるとさっそく温泉へ。

ストーマを装着してから、今でも、大浴場を利用する時は人の目が気になってしまいます。

しかし、ありがたいことに、チェックイン直後の大浴場は空いていました。ほぼ貸切状態😁

きっと天気が良いので皆さんまだまだ観光中だったのでしょう。

 

「手術前は、もう温泉なんて無理と思っていたけど、何度も一緒に来られた。」

しみじみと、何度も、長女に語りかけました。

不自由な体になって、しかも、がんも消えぬままの体で、できることは極端に減ってしまうと思っていたのです。

けれど、こうして、色々な楽しみを今も味わうことができています。

 

markoは運が良いのでしょう。

そして、「やりたい」と思ったことはやりたい時に、できることはできるとに、遠慮せずやるから、ちゃんと楽しめるのだとも思います。

楽しむチャンスを逃してはいけない。

これからも、精一杯、"今"を楽しんで生きます。

 

翌日もやや雲行きがあやしいものの、天気がもちました☀️

5月に夫婦で訪れた時は大雨だったので、あらためて、来宮神社に行くことになりました!

今回は晴れ!木漏れ日の中を進み、ご神木の周囲を歩き、境内を一通り歩きました。

樹齢2千年を超えると言われるご神木は、その周囲を1周歩くと寿命が1歳伸びると言われているようです。

今年だけで2周したので、少なくともあと2年は生きられるということでしょうか。

 

最後までお天気に恵まれたまま、無事に家に着きました。

 

実は、翌週も小旅行…毎年恒例の夫の地元長野へお墓参りでした。日帰りの弾丸ツアーでしたが、帰りに富岡製糸場にも立ち寄り、思いがけず世界遺産月間となりました✨

 

※今回訪れた世界遺産はいずれも、障害者手帳の提示で本人と同行者1名が入場無料でした。ありがたい🙏