marko日記〜ストーマとキイトルーダーと幸せな日々〜

膀胱癌によりストマ(人工膀胱)生活。癌がリンパに転移済みのためステージⅣ。幸せな日常とストマ生活、キイトルーダーの治療について。

新型コロナに左右されて波瀾万丈な11月

#2020年11月

新型コロナウイルス感染者は増加の一途をたどり、長引く自粛生活に耐えかねた長女が突然家を出ることになりました

とはいえ、我が家の最寄駅近くに新築のアパートをたまたま見つけたとのことで、
いつでも家に帰ることができる距離感です。

長女の会社は在宅勤務環境が整っており、出社は必要最低限に制限されておりました。
世間的にも外出自粛が促される中、
markoを罹患させては大変だからと、出社以外で公共交通機関を利用するような外出は殆どしていませんでした。
友人や会社の方からの飲み会も全て断っていたようです。

家で完結する趣味も多々あり、お友達とのオンライン飲み会もして楽しんでいるようでしたが、元々は外出が好きな子だったのでそれなりにストレスを募らせていたようです。

一人暮らしで距離を取ることで、家族への感染リスクを減らしながら、

たまに少人数で出かけられるようにするための一人暮らしという選択でした。


長女は11月末に毎年恒例の結婚記念日を祝う旅行を企画し、旅館を予約してくれていました。
しかし、その2週間前に都内の感染者は急増し、新規感染者数は初の500人超え。


ちょうどその頃、職場の同僚と会食の約束をしていた長女ですが、「旅行まで丸2週間空くから大丈夫」と、家族の反対を押し切って出かけ、markoはじめ、家族と大喧嘩に。。。

楽しみにしていた旅行はキャンセルになり、
長女はしばらく家に帰らない、家族に会いたくない、と言う始末になりました。


感染症の怖さを感じました。

互いに想いあっているつもりが、
実は押し付けや自分勝手であることが多々あるのです。

「きっと○○してくれるはず」

「なんで○○してくれないの」

自分の価値観で、自分自身の身勝手な理由で、相手に色々なことを求めたり、強いたりしてしまう。

こんな時だからこそ、いつも以上に、
周り人のことを想って大切にしたいと感じますね。