marko日記〜ストーマとキイトルーダーと幸せな日々〜

膀胱癌によりストマ(人工膀胱)生活。癌がリンパに転移済みのためステージⅣ。幸せな日常とストマ生活、キイトルーダーの治療について。

爪の副作用について

こんにちは、markoです。

 

うっかり、一日遅れの投稿となってしまいました。

 

先月、90回目のキイトルーダーを受けてきました。(受けるという表現が正しいのか…)

 

副作用の様子に大きな変化はありませんので、今日は特に気になっている爪の症状について、改めて書きたいと思います。

 

比較的、治療を開始した初期の頃から続いている症状の一つです。

主な特徴としては以下の通り。

・黒く、腐ったように変色する

・分厚く盛り上がる

・そのくせ、脆いので力が加わったり、洋服などの繊維が引っかかると痛い

手および足、全部で10本全ての爪に症状が現れています。

しかし、不思議なことに指によって症状の出方に差があります。血行などが影響しているのでしょうか?(誰も答えられません)

 

自分の体のパーツの中で、嫌でも目にする機会の多いパーツです。

そのため、見た目の悪さだけでもストレスになるという点がまず一つの難関。

最初の頃はマニキュアを塗ってみたり、ネイルシールを貼ってみたこともありましたが、脆くなった爪には刺激が強過ぎたようで、余計に荒れてしまうのと、シールは剥がす時が痛いので、どちらもやめました。

 

どうしようもないくらい、盛り上がった時は、ヤスリで削ります。

爪切りは衝撃が強すぎます。脆い爪が割れてしまって痛いので、使いません。

 

見た目について「まぁいいや」と開き直れたとしても、なかなか無視できないのが、その脆さ。

分厚く盛り上がるけど、割れやすく、なかなか伸びない。

うっかり指先に力を入れると痛い。

これがとにかく厄介で、ペットボトルのフタを開けるのも、プラスチックのパッケージを剥がすのも、ままなりません。

他の人の力を借りたり、何かしらの道具で挟んで代用してみたりして、凌いでいます。

 

こんな感じで、ずーーーーっと続くストレスと痛みともどかしさに、「キイトルーダー、もうやめようかな」と思う日もしばしばです。

しかし、この6年、ステージⅣと診断されたにも関わらず、がん細胞が拡大することも転移することもなく、生きてこられたこと、少なからずキイトルーダーのお陰なのかなと思うのです。

なので、もう少し治療を続けてみようと思いますし、これからこの治療に挑もうとする患者さんやご家族、医療従事者の方にとって、少しでも参考になる情報を残せたら、幸いです🙏