#2017年12月~2018年1月#
膀胱全摘出することが決まった時に主に懸念していたことは
- 温泉やプールに入れなくなる
- 運動ができなくなる
- 今まで着ていた服が着られなくなる
(もちろん、他にも細かいことを挙げればきりがありません。)
手術後しばらくの間できなくなりそうなことを色々やりました。
年明けで超寒い時に次女と二人で箱根旅行、
家族みんなで近所の温泉施設へおでかけ、
いつもどおりホットヨガスタジオへ通い、
「これを機にイメチェンでもする?」なんてウィンドウショッピング、
普段は娘と一緒に行くパスタ屋さんで一人でパスタ大盛りランチを完食...
手術が決まってから実施するまでの1ヶ月あまりは、
一生懸命ポジティブに考えようとしてもどうしても不安になるし寂しくなる、そんな時期でした。
「放置していたら転移するかもしれないけれど今の段階では全摘の判断を下せない」
というモヤモヤした時間を長く過ごしてきたため、
「これでやっとそのモヤモヤから解放される」という前向きな気持ちもあったものの、
手術そのものに対する不安、
手術後の不自由な生活に対する憂慮、
体の一部を失うことの寂しさ、、、
当然の不安と悲しさと悔しさを家族全員が抱かずにはいられませんでした。
風邪すらめったにひかないmarkoですから、「なんで私が?」と何度思ったことか。
そして、80歳を過ぎて元気に過ごすmarkoの母に対しては
「心配をかけてしまって、なんて親不孝なことをしてしまったのだろう」と
申し訳ないような、悲しいような想いを何度抱いたことか。
自分のせいで発症したわけではないのに、
誰のせいでもないことはわかっているのに、
申し訳ないと思ったり、自分を責めたり、後悔することを止められない。
病気の悲しさに改めて気がつきました。