marko日記〜ストーマとキイトルーダーと幸せな日々〜

膀胱癌によりストマ(人工膀胱)生活。癌がリンパに転移済みのためステージⅣ。幸せな日常とストマ生活、キイトルーダーの治療について。

家族とのコミュニケーション

こんばんは、markoです。

 

突然ですが、皆さんは家族とどのように日常的なコミュニケーションをとっているでしょうか?

 

markoの場合、それぞれ独立して家を出た娘たちに毎朝LINEを送っていました。

夜もその日のうちに返信がないと不安で、朝一番に電話をかけることもあります。

しかし、そのことを次女から指摘されました。

「もう、いい大人なんだから止めろ」と。

 

ショックでしばらく眠れなくなりました。

子どもを心配して何が悪いのか…

逆に娘たちは病気の母のことが心配ではないのか…

年老いた母は毎日、markoの病気が良くなるようにと仏壇に祈ってくれているというのに…

 

そのことを家に帰ってきた長女にぶつけました。

「どうせ心配していないんでしょ。」と。

長女は部屋に籠って出てこなくなりました。

夕食の時間になっても、何度呼んでも降りてこない。

我慢できずに部屋の扉を開けると、泣いていました。号泣です。

 

私の言葉に腹を立てているのかと思いましたが.

「心配していないわけがない…こんなに心配しているのに、伝わらないことが悲しい」

と言ってずっと泣いていました。

 

家族であっても、所詮は他人です。

どんなに近くにいても、相手の気持ちを100%理解することはできません。

勝手な思い込みや解釈も、伝えたつもりも良くない。

自分勝手な憶測はしない。伝えたいことは相手にしっかりと伝える。

基本的なことですが、その大切さと難しさを知りました。

 

翌日から、長女が予約してくれた初島のリゾート施設に、夫も含め3人で出かけました。

毎年、markoたち夫婦の結婚記念日に合わせて長女が手配してくれています。

お祝いと気分転換のために。

 

あいにくのお天気でしたが、昔からずっと気になっていた初島を5年ぶり2回目の訪問。

しかもちょっと贅沢なリゾート施設です。

 

2週間後のこの週末は夫が夫婦水入らずの旅行に連れて行ってくれました。

今回はお天気にも恵まれ、いつも通り静かな施設で人目を気にせず何度も温泉に入りました。

 

無事に36度目の記念日を迎えられたことに感謝です🙏