marko日記〜ストーマとキイトルーダーと幸せな日々〜

膀胱癌によりストマ(人工膀胱)生活。癌がリンパに転移済みのためステージⅣ。幸せな日常とストマ生活、キイトルーダーの治療について。

結婚記念日祝い①~初めての新潟~

#2018年10月初旬

*はじめに
長女は社会人になってから毎年、結婚記念日のお祝いとして旅行代を現金でプレゼントしてくれます

最初の数年は伊豆の赤沢迎賓館に夫婦水入らずで2泊3日で訪れていましたが、
ストーマ生活になったので大浴場の利用には気をつかうし、
やや無口な夫と2人だけで行くよりも娘達と一緒の方が楽しいかなと思い、この年は家族旅行をリクエスト。

以前、お友達から「部屋に露天風呂も付いてるから良いよ」とオススメされた新潟のかわら崎 湯元館の話を長女にすると、電話で予約してくれました。

というわけで、10月最初の週末に家族4人で新潟へ、夫の運転で向かいました。

 


*チェックイン前のアクティビティ〜魚沼の里〜
朝10時には目的地周辺に到着し、まず向かったのは魚沼の里
雪室見学は印象的でした!雪を使ったエコな冷蔵庫!!!

野菜やお酒を冷やしている様子を見ることができました。
敷地内にある八海山みんなの社員食堂の定食も美味しかったです。
お肉とお魚両方食べられるし、お味噌汁はとっても具沢山。

f:id:mama_marko55:20191215205733j:plain

魚沼の里を満喫🎵


お天気に恵まれ、日差しが眩しいほどの快晴のなか、
時間が余ったので周辺の道の駅をいくつか見学してから旅館へ。


*旅館の第一印象
場所は少しわかりにくいですが、その隠れ家的なところも良いのかも。
古い外観、「あら、何だか古臭いわね〜」って感じでしたが、
内装は昭和レトロな雰囲気の雑貨、小物、インテリアで飾られており、とにかく懐かしくて面白い!!
廊下の一角には小さなアミューズメントコーナーがあり、
射的、駄菓子、アイスキャンデー、ゆで卵、ミカンなどを堪能し放題。(部屋に持ち帰ってオーケー)

お部屋の扉脇には大きめの郵便受けのようなものが付いていて
「明日の朝、牛乳かコーヒー牛乳をお届けします。どちらがよろしいですか?」と仲居さん。
私世代には本当に懐かしい仕掛けのオンパレードです。

お部屋の作りはメゾネット式で、広めのロフトのような二階部分にはベッドが4台。
庭には露天風呂となぜかブランコ。
メインの和室の他に掘りごたつの小部屋もあって広々しているので楽しくなりました。

実は、就寝時はストーマを外して大きめのバッグをベッドの横に掛けて使うので、布団だと不便なのです。
比較的直前の予約でしたが、ベッド付きのお部屋がたまたま空いていたようで助かりました。

f:id:mama_marko55:20191215210549j:plain

懐かしい!楽しい!のオンパレード

 

*夕食
夕食は地元で取れたものを活かしたお料理の数々でした。
個室なのでみんな旅館の浴衣(甚平)スタイルで。
"工夫を凝らした"というよりは、とことん"素材を活かした"という感じの品揃えです。
分厚く切られたお刺身、キノコづくし鍋、鮎の塩焼き、蟹、ステーキ、ご飯、お蕎麦、フルーツ、などなど…
どれも美味しく頂きましたが、やはりお米の美味しさには感動しました。
量が多過ぎてお米はオニギリにしてもらい、お漬物、フルーツとともにお部屋へ持ち帰り。
結婚記念日のお祝いに可愛いフラワーアレンジメントも♡

f:id:mama_marko55:20191215210635j:plain

素材をいかした食事の数々!

 



*お風呂
部屋の露天風呂は虫やら葉っぱがやや気になりました…露天風呂だからこんなもんかな?
大浴場も、大浴場と呼ぶにはちょっと寂しい感じ。
部屋には室内のお風呂も付いています。


*朝食
ちゃんと部屋のポストに瓶入りの牛乳が人数分、配達されていました!
朝食も夕食会場とは別の個室で、朝からたくさん頂きました。

*帰り道
魚沼の里に再訪し、各々友達や自分へのお土産を少し買いました。
雪室限定の八海山の日本酒や、ケーキなど、結構目移りします!

*全体的な感想
湯元館は迎賓館のような優雅さはないけれど、アミューズメント要素豊富で
小さなお子さんがいるご家族や、大人数、外国人の方におススメです。
関東から車で行くにはちょっと遠いので夫は疲れてしまった様子でした。
なにより、家族旅行はやっぱり賑やかで楽しいです。